従業員の過不足状況(平成29年度)

先日、公益財団法人 介護労働安定センターから平成29年度 「介護労働実態調査」

の結果が公表されました 。

 

介護事業所の従業員の過不足状況は以下の通りです。

 

      大いに不足   不足    やや不足    適当     過剰

(施設)

介護職員  12.2%  23.3%  31.4%  31.9%  1.2%

 

(訪問)

介護職員  26.0%   29.2%  27.2%  17.2%  0.4%

 

看護職員   6.2%  13.7%  24.8%  53.8%  1.5%

 

不足感(大いに不足+不足+やや不足)は、

介護職員(施設職員)      66.9%

介護職員(訪問介護職員)       82.4%

看護職員              44.7%

という結果でした。

 

施設系の事業所ではおよそ7割の事業所が、

訪問系の事業所では8割以上の事業所が、

人手不足を感じているようです。

 

不足している理由(複数回答可)は、

 1 採用が困難である             88.5%

 2 離職率が高い(定着率が低い)        18.4%

 3 事業拡大によって必要人数が増大した    10.8%

という結果でした。

 

採用が困難と実感している事業所は9割程度

離職率が高いことを理由に挙げている事業所は

2割程度で、やはり募集しても応募してもらえない

事業所が多いことが伺えます。

 

では、採用が困難である原因(複数回答可)との質問には、

 1 同業他社との人材獲得競争が厳しい        56.9%

 2 他産業に比べて、労働条件等が良くない      55.9%

 3 景気が良いため、介護業界へ人材が集まらない    44.5%

 4 その他                     17.7%

 5 わからない                    3.8%

という結果でした。

 

景気が良くなり、介護業界全体への応募が少なくなっていることが

採用が困難になっている要因だと考えている事業所が多いようです。

次回以降は、介護職員獲得のための募集の仕方や定着するためには

何をしなければいけないかを説明していきたいと思います。

 

 

 

 

(資料)
公益財団法人 「平成29年度 介護労働実態調査結果について」
http://www.kaigo-center.or.jp/report/pdf/h29_chousa_kekka.pdf